ブルーベリーの効果

 

ブルーベリーには、アントシアニンという物質が豊富に含まれています。このアントシアニンには、眼精疲労を改善する働きがあり、視力回復を助ける働きもあります。また、アントシアニンには活性酸素を取り除く抗酸化作用があるために、がんの予防にも効果があるといわれています。

 

さらに、ブルーベリーには、ビタミンEも多く含まれているため、血液の循環をよくしてサラサラにしてくれます。これは高血圧予防や動脈硬化予防に効果的であるといわれています。

 

人間の網膜には、ロドプシンという色素体があります。物が見えるということは、このロドプシンが光の刺激を脳に伝えているからです。しかし、ロトプシンは眼を使用しているうちに、だんだんと分解されていってしまうのです。

 

ところが、人体がアントシアニン色素を摂取すると、このロドプシンの再合成作用が活性化されることが、現在では判明しています。つまり、アントシアニン色素の摂取によってロドプシンの再合成が活発になれば、眼の疲れがとれるばかりか、視野がぐっと広がったり、暗闇でも目が慣れる時間が著しく早くなるという効果も表れてくるのです。

 

現代では、会社や学校などでコンピュータなどのOA機器がよく使用されるようになり、目が酷使される状況が増えてきています。そのことから引き起こされる、様々な眼精疲労や眼の疲労感の緩和に、ブルーベリーは有効であるといえます。

 

また、ブルーベリーは網膜の機能性低下や白内障を防いだり、糖尿病によって起因する眼の病気を予防することもできます。